- 2020/12/09
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COLUMNコラム
朝のスタイリングが簡単になると思ってデジタルパーマをかけて、家に帰るとうまくカールがでないというケースがあるようです。
サロンでも、デジタルパーマをかけたお客様から、「セットが簡単と聞いたけど、どんな乾かし方で綺麗にカールが出るんですか?」「乾かし方にコツがあるんですか?」というお悩みをいただきます。
実はデジタルパーマには乾かし方にコツやポイントがあります。
そのコツやポイントをおさえることで、誰でも簡単にデジタルパーマの魅力を最大限に引き出したゆるふわスタイリングができるようになるんです。
今回は、せっかくかけたデジタルパーマを楽しめ、長持ちさせる乾かし方のポイントやコツをご紹介します。
目次
デジタルパーマは、加熱してパーマを出しているため髪が傷みやすいことから、夜のケアが重要になってきます。うまく乾かす3つのポイントをおさえるだけで朝のスタイリングが楽になります。
デジタルパーマのスタイリングは、夜、お風呂に入った後に行うのが良いです。夜にサボって髪を乾かすことでカールが無くなってしまうと、あくる日の朝にカールを作るのに時間がかかったりします。
お風呂から出たタイミングで、デジタルパーマのカールが出るように意識して乾かしておくと、朝までカールが残るようになります。そうすると、朝はセットが簡単楽々!カールが出ていない部分だけスタイリングすれば良いだけになります。
デジタルパーマを綺麗にスタイリングするには、ドライヤーの強風と弱風の切り替えを上手に使い分けることがポイントになります。
使い分けですが、根元の部分のデジタルパーマがかかっていないところは強風で素早く乾かしましょう。弱風で乾かすと、髪の根元部分は密集しているため乾きにくく、時間がかかってしまいます。
反対に、髪の毛先部分はデジタルパーマがかかっているため、弱風で優しく乾かすと良いです。これを強風でやってしまうとカールがうまく固定されません。デジタルパーマを綺麗にスタイリングしやすくするには、髪の場所によりドライヤーの強風と弱風を使い分けることが重要です。
洗い流さないトリートメントをドライヤーで髪を乾かす前に使用しましょう。デジタルパーマは、ドライヤーでしっかりと乾かすことで髪の濡れている時よりもカールがよく出ます。
ただし、乾かしすぎによって髪の水分がなくなりすぎてしまうと、パサついて見えてしまうことがあります。髪から水分がなくなって乾燥を防ぐために、洗い流さないトリートメントを事前につけてからドライヤーで乾かしましょう。
それは、カット技術に秘密があります!
デジタルパーマは、かけたらダメージが少なく、必ず綺麗になれるというわけではありません。デジタルパーマの魅力を十分に出すには、カットの技術力が必要です。
AZURAのデジタルパーマは、毛髪診断のプロがダメージに合わせて薬剤を選定します。また、オリジナルのカット技術「フレームライトカット」との相性が良いので、毛先のダメージも少なく、パーマが綺麗にかかるのが特徴です。
かけると朝の時間も10分短縮と楽々セットに欠かせないデジタルパーマ。ぜひ、AZURAでご体験ください。
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※下記の店舗でご利用いただけます。サロンによって料金が異なる場合があります。
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※カットをされない場合は、シャンプーブローは別途¥2,200(税込)になります。
ご自宅でデジタルパーマを綺麗に仕上げるには、美容師がオススメする髪の乾かし方の工程があります。大事な手順なので確認しながら乾かしてみてください。
お風呂から上がって、髪が濡れている場合は優しくタオルドライしましょう。タオルドライは優しく乾かすことがポイントです。力任せに乾かすのではなく、タオルに髪をはさむようにして押さえながら水分を吸い取るようにしてください。反対に髪が乾いている状態の時にスタイリングをする場合は、髪を水やスプレーなどで軽く濡らしてましょう。
デジタルパーマがかかっているカール部分に、ドライヤーで乾かす前に洗い流さないトリートメントを塗布しましょう。つけた洗い流さないトリートメントが、ドライヤーの熱から髪を守ってくれ、パサつきも少なくなります。トリートメントを手でしっかりとのばし、カール部分になじむように、髪を握るようにして馴染ませていきましょう。
髪を乾かすには根元に毛が集中しているため毛先と比べても乾きにくいです。最初に根元から乾かしましょう。根元を乾かしていると毛先にドライヤーの風が当たるので自然に毛先は乾いていきます。なお、先に毛先から乾かしてしまうと、乾かしすぎになってしまいますので注意しましょう。
ドライヤーで根元から乾かして、髪の毛先が少し乾いたら、手の平に毛先をのせながら持ち上げるようにして、ドライヤーの風を弱めにし、横、斜め上から当てて乾かしていきましょう。理由は、髪を下して上から下に向けて乾かすとカールが伸びてしまい理想のカールが出にくくなるからです。
よりカール感を出していくには、髪を指でクルクルと巻き付けて乾かすと効果的です。カールが弱い部分やもっとカール感を出したい部分はクルクルと指で巻いて乾かしましょう。
特にデジタルパーマは髪が乾くタイミングでカールがつくため、指に髪を巻きつけた状態でドライヤーを当てて乾かしていくとカール感が出やすくなります。このように指でクルクルと髪を巻いて乾かした後に、さらに髪全体をもちあげるようにして乾かすと、よりふわっとしたボリュームのあるヘアスタイルになります。
ワックスやジェルタイプなど、お好みのスタイリング剤をつけましょう。ツヤやまとまりがもっとほしいと感じた時は、お好みでスタイリング剤を使用してください。
デジタルパーマをスタイリングする際は、なるべくワックスなどの水分料があまりないスタイリング剤をオススメしています。先に書きましたが、デジタルパーマは乾いているときにカールが出るタイプのパーマです。そのため、水分が少ないワックスの方がよりパーマのふんわり感が出やすいです。
せっかく時間をかけて高いお金を出してデジタルパーマをかけたなら、キレイなカールを持続させたいですよね。ここではデジタルパーマを少しでも長く維持する方法のポイントをお伝えいたします。
デジタルパーマを長く持たせるには、かけた日の当日は最も重要です。デジタルパーマをかけた当日は美容院でシャンプーをしてもパーマ液が残っているため、その日は家でのシャンプーを我慢して、どうしても洗いたい場合は次の日の朝に洗いましょう。施術後にシャンプーをしてしまうとカールがとれやすくなります。
できれば2~3日はシャンプーを控えるとパーマ液がしっかりと浸透して長持ちします。理由はパーマ液が髪にしっかりと定着するまでに48時間かかると言われています。また、当日は、形が崩れないように髪につぶさず気を付けて寝るようにしましょう。
2~3日をできる限り清潔に保つ方法として、ぬるいお湯(37~38度)のシャワーで汚れを軽く洗い流したり、コンディショナーを使って綺麗にするのは大丈夫です。デジタルパーマをかけた当日に美容院では、「今日はスタイリング剤はしなくていいです」と伝えると、家に帰ってシャンプーをしなくてもよくなります。
デジタルパーマをかけている間は、洗浄力の強い市販のシャンプーを使うと髪の状態がどんどん悪くなり、髪の中のタンパク質が外に出ていってしまいます。
それと一緒に中のパーマ液もどんどん出ていってしまい、せっかくデジタルパーマで作ったカールが取れてしまいます。ですので、洗浄力が弱いシャンプーを選ぶ必要があります。今使っている市販のシャンプーが髪が傷むものであればすぐに変えましょう。
オススメは、パーマヘアー用シャンプーやアミノ酸系のシャンプーです。コラーゲンやヒアルロン酸などが含まれているものが好ましいです。
デジタルパーマをかけた後は、トリートメントがしたくなると思いますが適度にしましょう。トリートメントをして、髪を補修したり、栄養を与えたりと考えている方も多いと思います。
しかし、必要以上にトリートメントをすると見た目や触った感じは良いですが、実は髪をだれさせてしまっているのです。せっかくあてたデジタルパーマを自分から落とそうとする行為になってしまいます。ですので、デジタルパーマをかけた後は、1週間は控え、その後もなるべく週に1回くらいにして、パサつきなどが気になった場合のみにしましょう。
どうしても気になるという方は、パーマ専用のトリートメントをご使用ください。
デジタルパーマがかかっている時にブラシで髪をとかすとカールがとれてしまうケースがあります。ですので、しばらくブラッシングは控えるようにしましょう。特に目の細かいブラシでとかすのはNGです。
ついつい髪のひっかかりをとるためにやってしまいがちですが、デジタルパーマがすぐに落ちてしまいますので気をつけましょう。どうしてもブラッシングがしたい場合は、手ぐしで軽く整えるくらいにしておきましょう。
デジタルパーマ以前に、そもそもなぜドライヤーで乾かす必要があるのか、自然乾燥、濡れたまま放置することががなぜよくないのか、髪の毛や頭皮に与える影響についてお話します。
①濡れたまま放置すると雑菌がわく
シャンプー後の濡れたままやタオルを巻いたままの状態で寝ると、頭皮にいる常在菌が繁殖してしまいます。
雑菌やダニは湿度の高く温かい場所を好みます。ベットの寝具や枕には雑菌が必ずいます。これがニオイやベタつきの原因にもなります。この雑菌は、頭皮へも悪い影響を及ぼします。頭皮の血流が悪くなり、栄養や酸素がスムーズに行き渡らなくなってしまいます。
また、ハリやコシだけでなく、頭皮の臭いや炎症、かゆみなどの原因の基になり、これらは髪の状態にも影響を及ぼします。
例えると、わたしたちが食べた食べ物から得られた栄養や酸素は、血管を流れる血液によって全身に運ばれていきます。それと同じで、血流が滞ってしまったら、髪の毛にその栄養が行き渡らなくなってしまうため、栄養不足でどんどん細く弱くなりハリやコシを失ってしまうのです。
②濡れたまま放置すると髪の毛が傷む
髪の毛は濡れると、もっとも外側でガードしてくれているキューティクルというものが開いてしまい、髪の毛が弱い状態になります。また、せっかくトリートメントでケアした成分が外に出てしまいます。
髪が濡れたまま寝てしまうということは、キューティクルが開いている時間ということです。髪の毛が濡れたままの状態でブラッシングしたり、枕に髪を当てて寝てしまうと、キューティクルが摩擦によって傷がついて剥がれてしまうことになり、枝毛や切れ毛、パサつきの原因になってしまいます。
さらに、髪を濡らしたままの状態は、頭皮まで冷えてしまいますので、血行が悪くなり、抜け毛や薄毛の原因にもなりかねません。
③濡れたまま放置するとヘアスタイルも決まりづらい
濡れたままの状態ですと、そのままの形で乾いてしまうので根元の向きも反対だったり、ヘアスタイルがうまく決まりません。自然乾燥でも髪は乾いていないので、コテやアイロンを使って巻いてもうまく形がつかなかったりします。
もちろん、デジタルパーマも濡れたまま放置すると不細工なカールになります。
ドライヤーを使ってしっかり乾かすことで、クセを伸ばしたり、ボリュームを出したり、抑えたりとヘアスタイルのパターンも広がります。メンズやショートスタイルの方もドライヤーで乾かすと、ヘアスタイルが崩れにくくなります。
いかがでしたでしょうか?
今回は、デジタルパーマの正しい乾かし方と長持ちさせる方法についてご紹介しました。
デジタルパーマのお手入れをしっかり行えば、毎朝のスタイリングがとても楽になります。使っているパーマの薬液や髪の毛の質によっても違いはありますが、4〜5ヶ月はカールがキープできます。
デジタルパーマは正しい乾かし方をすればカールがしっかりと出ますので、ポイントをおさえて乾かしていきましょう。
また、せっかく高いお金と時間を使ってかけたデジタルパーマなので長持ちさせたいですよね!日頃のケア方法によってずいぶん変わりますので、ダメージを抑えながらスタイルを楽しんでくださいね!
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