- 2018/06/08
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SALON BLOGブログ
「紫外線でカラーがすぐ抜ける。紫外線で髪がバサバサ。
紫外線の対策と言われてもよく分からない。紫外線って本当に髪に悪いの?」
そう感じている方も少なくないはずです。
このブログでは、紫外線が髪に及ぼす影響とその対策について現役美容師が解説します。
5月からの時期多くの美容師やメーカーが、ブログやPRで多く取り上げている話題で、言い換えればプロが警告しているという事です。
質問やご相談はInstagramのDMにてうけつけてます。
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紫外線の髪に及ぼす影響の説明を先にさせて頂き、本当に髪によくない事を理解して、意識改革から始めましょう。
ここで重要なのは髪を形成するシスチン結合です。この結合はパーマの際薬剤で結合を切り形を変えて別の薬剤で再結合させる事で髪を自在に動かす事が可能です。
紫外線はこの結合を劣化させる力があり、髪がパサパサになったり、思うように収まらなかったりするのはこの為です。
更にキューティクルをめくる力もある為、大げさに考えると、パーマの途中で薬剤も流さず、トリートメントもせず途中でお店を出てきているようなものです。
その為、ツヤも手触りも、髪の癖や質感も、劣化しています。
何もしなければ必ず色落ちします。科学的根拠もあります。
紫外線には髪のメラニンを破壊する性質があり、カラーしたその日何もせず炎天下で1日過ごせば、美容師が想像していた色とはかけ離れた色に変色しているでしょう。
髪の毛は顔やお肌にくらべて3倍以上の紫外線を浴びています。
お肌を綺麗に保ちたいという声と同じくらい綺麗な髪に憧れると聞きます。
顔やお肌、体はケアをしているのに髪の毛をケアしないのはナンセンス。
対策の内容がとても商業よりに見えますが、正直一番重要で手っ取り早く、他の方法では雀の涙程度でしょう。
日傘は髪にもとても有効です。曇りの日でも紫外線は多く発生しているので、5月から使用しても早くはないです。
濡れている状態はただでさえキューティクルが開いている状態です。
そのまま紫外線に晒し続けるとキューティクルは閉じず剥がれ落ち、中の栄養や色素はみるみる落ちてしまいます。*家の中でも紫外線は窓から入ります。
余裕があるならブローをきちんとしてキューティクルを綺麗に閉じてあげましょう。
最重要です。
紫外線を浴びてしまった人ようのシャンプートリートメントや、日焼け止め用の流さないトリートメントも世には多くあります。正直帽子を被っていても紫外線はあたります、これが一番の対策になるでしょう。
結局はこの単純明快で誰にでも思いつくような事が一番効果があります。
簡単すぎて信じれなくて対策していないのか、脅威を知らず対策していないのか、いずれも紫外線は髪にとって多大なダメージを与えるのは明確です。
ただこれだけの事をするだけで、夏の髪のストレスが緩和されるのであれば安いものだと僕は感じます。
皆さんのやる気が出ることを期待しています。
AZURA表参道 加藤 晴久
髪の毛に関係する事を配信しています。
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